ハーレーブレイクアウトのエンジンオイル交換方法を紹介!【写真付き】

バイク

読者の悩み
・オイル交換の時期は?
・自分でやるのに必要なものは何がいる?
・エンジンオイル交換方法は?

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・オイル交換の目安
・オイル交換時に用意するもの
・実際にエンジンオイル交換してみた

2022年10月からHarley Davidson BREAKOUT114を乗っており、さまざまなカスタムをやってきました。エンジンオイルを実際に自身で行ったので、その経験から解説していきます。オイル交換を自分でやろうか迷っている方の参考になれば幸いです。

はじめに

皆さん、オイル交換ってどうしていますか?

ディーラーに頼んでいますか?もしくは販売店・モーターサイクルショップにお願いしていますか?

もちろんプロに任せれば安心ですが、正直オイル交換であれば素人でもできちゃいますよ。ある程度用意するものもありますが、オイル交換は定期的にするものなので必要なものを用意できればすぐに出来てしまいます。

プロに任せるよりも安く出来ますしね!

今回はオイル交換のなかでも「エンジンオイル」について解説していきます。

オイル交換の目安

オイル交換にも交換の時期があるのを知っていますか?

オイルはバイクにとってなくてはならない存在です。オイルを定期的に交換し、常に良い状態をキープし続けることがバイクの寿命を延ばすことになります。

基本的にオイルの交換時期は3通りになります。

1.新車購入時から1,000kmの走行
2.前回交換時から3,000~5,000kmの走行
3.半年に1回

この3通りが最低限のオイル交換時期になりますね。

ただし、乗っているバイクがハーレーダビッドソンの場合は前回交換時から3,000km程度で交換した方がいいですよ!

ハーレーはアメリカで製のバイクなので、アメリカの気候や環境、交通状況をもとにつくられています。

広大な土地で信号もあまりない道路のアメリカと信号が多くストップ&ゴーを頻繁に繰り返す日本では、交通状況が異なり車体への負担が変わってきますね。

yuma
yuma

日本ってほんとに信号おおいですよね(涙)

アメリカでは「12カ月に1回、または8,000kmの走行時に1回」のオイル交換をすすめられていますが、日本では「6カ月に1回、または3,000kmの走行時に1回」と推奨されています。

日本は湿度が高くオイルへの負担が大きいのでしょうね(笑)

注意点ですがこの基準は「純正オイル」を前提として推奨されています。社外品でもオイル交換は可能ですけどね。

ちなみに筆者は「純正品オイル」を使用しています!

社外品の方が純正品より安く手に取りやすいですが、ハーレーに合わない時もありますし、社外品のオイルを使用することでバイクに不具合を生じる可能性もあります。

社外品を使用する場合は、自己責任で使用しましょう。

オイル交換時に用意するもの

オイル交換を自身でおこなう場合は何を用意したらいいのでしょうか?

オイル交換にはある程度の道具が必要になりますよ。筆者が実際にオイル交換時に使用している道具を紹介していきます。

必ず必要なもの

まず最低限必ず必要なものを挙げていきます。

オイル

まず必要なのはもちろんオイルですよね。

オイルの粘度・必要本数を間違えないように準備しましょう。筆者の場合、バイクが「Harley Davidson Breakout114(2022年)」なのでオイルは1クオートを3本用意します。

筆者の経験からですが、純正オイルであれば店頭で購入するよりもネット販売の方が安い印象ですよ。

なるべく安くオイル交換を済ませたい方にはおすすめです!

エンジンオイル用廃油パック

筆者も同じでしたがオイル交換を自分でやろうと思った時に、悩むのが「廃油をどうするか?」ではないでしょうか?

筆者も廃油を考えたときに、自分でやろうとするのを1度考えるのをやめようとしました。調べたところ筆者の住んでいる地域では、廃油パックであれば「燃えるゴミ」として出せることが分かりました。

以外と簡単じゃないですか?

お住いの地域での廃棄方法が廃油パックで済む場合は、廃油パックを用意しましょう。

住んでいる地域によって廃棄の仕方が変わるかもしれません。オイル交換を行う前に1度お住いの地域で調べてみましょう。

ハーレーダビッドソン用Oリング

オイルを抜くドレインボルトにパッキンとして使われている「Oリング」も用意しましょう。

Oリングはドレインボルトと車体のすきまを埋めるゴム製の部品です。Oリングがないとオイルが漏れる危険性があります。

Oリングはゴム製なので時間の経過とともに劣化してきます。オイル交換時にかならず一緒に交換しましょう。

ツールセット(インチ)

オイル交換をするためにはある程度の工具を用意する必要があります。

今回使用する工具は「六角ソケット(5/8インチ)」「ラチェットハンドル」の2つになりますね。

2つだけを用意するのもいいですが、今後のことを考えるとツールセットを購入してもいいかもしれませんね。

今後も「自分でできるところは自分でやりたい」と思う方はツールセットをおすすめします。

筆者もツールセットを使って「ウインカーエクステンション」を交換しました!その交換方法も記事にしているので、良ければご覧ください。

注意点としては、ハーレーはアメリカのバイクブランドなので「インチ工具」になります。国産のバイクは「ミリ工具」なので、ツールセットを購入する場合はかならず「インチ工具」なのか確認してから購入しましょう。

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yuma

筆者は購入直前に気づいたので、危なかったです!

工具セットについても解説しているので、ご覧ください。

あったら便利なもの

次にあった方がオイル交換がスムーズにやりやすい「あったら便利なもの」を紹介していきます。

バイクジャッキ

オイルを抜くドレインボルトは車体の下面にあることが多いです。ジャッキがなくてもできる場合もありますが、やはりジャッキで車体をもち上げたほうが作業はやりやすいですよ。

ジャッキには耐荷重が定められているので、所持しているバイクの重量と比較して購入を検討したほうがいいですね!

パーツクリーナー

ドレインボルトは交換せずにサイド使用するのできれいな状態を保っていた方がいいですね。

作業しているとドレインボルトにオイルがかかってしまったり、ドレインボルトはマグネット付きなためエンジンオイルに混ざっている鉄紛が付着している場合があります。

そんな時にパーツクリーナーの登場です!

油などのよごれはタオル等でふきとっても、油分が残ってヌルヌル感が残ってしまいますよね。パーツクリーナーを吹きかけると油分が綺麗にとれるのでおすすめです!

自身で作業するのであれば、どんな時でも使えるので1本は持っておいて損はありませんよ!

※筆者が使用しているパーツクリーナーがありませんでしたが、別の紹介しておきます。ただ、店舗で購入した方が安い場合もありますよ。

オイルファンネル

オイルファンネルもあると便利ですね!

オイルを注入口からそそぐ際にオイルファンネルがあると零れにくいですね。オイルが零れると車体にかかり掃除する必要がでてくるのでめんどくさいです(笑)

オイルファンネルがあれば、他のオイル交換時にも使えるのでおすすめです。

ステンレスマグネット皿

ドレインボルトを外したときに置き場に困りませんか?

細かい部品はどこかに転がってしまう場合もありますよね?ステンレスマグネット皿があれば磁力でくっついてしまうので無くす心配がありません!

百均などで売っているので安いですしおすすめです!

実際にエンジンオイル交換してみた

いよいよ実際にエンジンオイルを交換していきます。

道具をそろえたら一緒に交換していきましょう!

前準備として、バイクのエンジンをかけ車体を温めておきましょう。温めたほうがオイルの抜けが良くなるので10分程度暖気しておきます。

ジャッキでバイクを持ち上げる

まずはジャッキで車体を持ち上げていきます。このときにオイルを抜くドレインボルトの位置を確認しておきましょう。

タンデムステップの延長線上にあるので確認してみてください。

ジャッキを車体の下に置くときの注意点ですが、ジャッキと車体の接地面がゴム製でない場合は「滑り止め」を1枚はさみましょう。

滑り止めがないと車体が傷つくおそれがあるので注意が必要ですね。

あとは車体が倒れないように慎重にジャッキで持ち上げていきます。あまり高く上げすぎないように注意しましょう。

yuma
yuma

オイルパックを車体の下に入れられる程度でいいですよ!

オイルを抜く

続いてジャッキで車体を持ち上げたら、オイルを抜いていきます。

ドレインボルトから古いオイルを抜くので、ドレインボルトのところに廃油パックをセットしましょう。

廃油パックをセットしたらドレインボルトを「六角ソケット(5/8インチ)」「ラチェットハンドル」の2つを使って外していきます。

ある程度ドレインボルトがゆるくなってきたら、手で直接外しても大丈夫ですよ。ただし、ボルトが外れたと同時にオイルは出てくるので手にオイルは多少かかってしまいます。

暖気してありオイルも熱くなっているので、やけどしないように注意しましょう!

真っ黒なオイルが出てきますね(笑)

オイルが出始めたら注入口も空けておきましょう。注入口を空けておいた方がオイルの抜けがはやくなりますよ!

後はオイルが抜けるまで待ちましょう。

待っている間に「ドレインボルトの掃除」「Oリングの交換」をしておきましょう。

オイルが抜けたらドレインボルトを締めていきます。オイルはすべてを抜くことはできません。オイルの抜けがポタポタして、ある程度時間が経過したら締めましょう。

筆者の場合はポタポタして10分程度したらボルトを締めました。

オイルを入れる

ドレインボルトを締めたら、続いて新しいオイルを入れていきましょう。

オイルファンネルを注入口にセットし、オイルを注いでいきます。筆者のバイク「Harley Davidson Breakout114(2022年)」は、1クオート(約0.95リットル)を3本入れていきます。

念のため3本目を注ぐときは、溢れるのを防ぐためにゆっくり注いだほうがいいですね!

入れ終わったら注入口のキャップを閉め、再度開けます。キャップの印内にオイルが収まっていればOKです!

オイルの入れすぎや不足には注意してそそぐ必要がありますね。

オイルを入れ終わったら、1度エンジンを始動させ車体全体にオイルを循環させオイル交換は完了になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「ハーレーブレイクアウトのエンジンオイル交換方法を紹介!【写真付き】」について解説してきました。

エンジンオイルの交換はそんなに難しくなく、素人でもできるレベルですよ!

これくらいの作業であれば、ある程度の工具を揃えれば一人でできてしまいます。今後も「自分でカスタムもやって行きたい」「オイル交換などの維持費は安く済ませたい」という方は工具を揃えるのをおすすめします。

やはり自分でバイクを触ってこそ愛着がわくというものですよね(笑)

この記事を参考にして、ぜひエンジンオイル交換を自分でやってみてください!

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